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ほとんどの人が初めて競技を行うことや、小学生、もしくはそれ以下の子どもの参加者が多かったこともあり、最初は戸惑いを見せる場面もありましたが、えみふる職員の方の丁寧な対応でその戸惑いも解消され、皆が笑顔で体験していました。
最後に、大妻女子大学食育ボランティアグループ「ぴーち」による、間食のすすめミニ講座を開催しました。間食についてわかりやすくまとめられているチラシとともに、キウイと牛乳のお土産配布も行われ、子どもたちは喜んでそれらを受け取っていました。また、「ぴーち」に所属する大妻女子大学の学生は、イベントを通して、小さい子どもの遊び相手としても活躍しており、円滑な運営の支えとなっていました。
〇参加者からの意見としては、全体の3/4にあたる方から「今後も参加したい」と回答いただいた。残り1/4の方も「わからない」との回答で、「参加したくない」との回答は皆無で大変好評をいただきました。
〇それぞれの講座については、次ようなご意見をいただきました。
・朗読:「子供が楽しんでいた」「読み方の工夫が学べてよかった」
・ボッチャ:「初めての体験だったが、ルールも分かりやすく教えてくれたので、子供達と一緒になって楽しめた」子供が集中して取り組んでいました」
・ウォーキングサッカー:「楽しかったです!」「サッカー経験のない親子でも楽しめた」安全なサッカーなので、息子にもさせたいと思います」
・太極拳:「初めての体験だった。息が整い、血の巡りが良くなった気がする。にぎやかだった子供たちが落ち着きだしたのが驚きでした」「体が軽くなった気がします。リラックスできました」
・食育ミニ講座「間食のすすめ」>「おやつをいただきありがとうございました」「参考になりました」
〇全体プログラムについて
・子供感が強いので、もう少し大学生の参加者などいたらもっと参加しやすい気がした。
・中学生になっても参加できるように参加年齢の幅を広げていただきたいです。
R4年度の第1回、第2回合同体験会と比べて、参加団体が増えた影響で、タイムスケジュールや、体育館の分割を決定するのに少し時間がかかるなど難しい部分もありましたが、多様な体験を同日に同場所でおこなうことができるというのは、他のイベントにはない強みです。
一方で、当日キャンセルが多いことや、「夏休みこども講座」との共催による参加者の割合が比較的高かったことが課題として挙げられます。当日キャンセルが一定数出ることは致し方のない面もあるが、集客については、イベントの告知や広報のしかたに工夫を加えれば、より参加者を集めることができるのではないかと考えています。今回は、「夏休みこども講座」からかなりの人数が参加下さいましたが、今後の開催では、合同体験会運営のみで参加者を集めることも考えていければと思います。SNSでの拡散ももちろん効果的だが、千代田区民、もしくは在学・在勤者へのより良いアプローチ方法を考える必要があると感じました。
最後になりましたが、今回の開催で会場をご提供いただき、また、各所との連絡役を担いつつ、当日の責任者としてご尽力いただいた大妻女子大学の堀口先生をはじめ、チラシの作成やメールの対応を担ってくださった合同体験会運営メンバーの方々、随所で運営業務が円滑に進むように助言してくださったエンパブリックの方々にこの場を借りて、改めて感謝を申し上げます。
上智大学シャクル 遠藤駿介