664
2月21日に、それぞれのアイデアから始まったアクション実践の報告、継続的な活動実施や新しいアクションアイデについて検討する「アーバニスト@千代田 ネクストステップミーティング」を開催しました。東京大学の中島先生にも参加頂き、アクション実践やふりかえりに対するコメント等を頂きながら、千代田におけるアーバニストについて、また、これからの可能性について話し合いました。
※アクション実践報告(開催レポート①)はこちら。
アクション実践報告を受け、我が国においてアーバニストの推進されている東京大学(一般社団法人アーバニスト)の中島先生から、それぞれの活動の着想力や、短期間でのアクション実施について高く評価されました。また、千代田でのアーバニストとして、以下が大切であり、千代田区ならでの特徴が感じられたとのコメントがありました。
①場に委ねることの大切さ
~主催者側だけで綿密に作りこむのではなく、やってみること、その場をみんなで楽しむことで、新しい方向性や広がりが生まれる~
②多様なものを編集していく
~豊富な資源がある千代田だからこそ、それを編集して新しい価値を生み出せる(例えば、合同体験会など)~
③企業や働いている人と地域を結びつける~中間人口が85万人とも言われる千代田区の中で、企業や働いている人と地域の出会いが大切~
また、活動している方は、それぞれの仕事や生活の中で時間をつくって活動している。忙しい毎日の中で、地域の中で動いてみること、参加してみることは、暮らしの「余白」を楽しむ時間にもなると考えられ、そのような活動が集まっていること自体が、「まちの魅力」となっている。
さらに、アーバニスト@千代田のWEBサイトをみるだけで、千代田のまちが楽しそうだというのが見える。活動が見える化することで、千代田の活力を感じるのではないか。また、そこから、「暮らしたい、働きたい 自分も参加できそうだ」という思いにつながり、まちの価値が高まっていく。また、アーバニストを広げるためにやるべきこととしては、次のまちづくりのステップへ上るということではなく、情報を発信していくこと、確実に「2回目」を実施することではないか?
とのアドバイスもありました。
。